2011年08月13日
たんぽぽ
アントニー・デ・メロ著 『小鳥の歌―東洋の愛と知恵―』より

たんぽぽ
自分の家の芝生にたいへん誇りを持っていた人が、
たくさんのたんぽぽを発見しました。
彼は知っているだけの方法を全部用いてたんぽぽを抜こうとしました。
それでもなお、たんぽぽは彼を悩ませつづけました。
ついに農林省に手紙を書きました。自分が試みたあらゆる方法を列挙し、
手紙の次の質問で締めくくりました。
「わたしは今、何をしたらいいでしょう?」
ほどなく返事が来ました。
「たんぽぽを愛そうとしたらどうですか?」
たんぽぽ
自分の家の芝生にたいへん誇りを持っていた人が、
たくさんのたんぽぽを発見しました。
彼は知っているだけの方法を全部用いてたんぽぽを抜こうとしました。
それでもなお、たんぽぽは彼を悩ませつづけました。
ついに農林省に手紙を書きました。自分が試みたあらゆる方法を列挙し、
手紙の次の質問で締めくくりました。
「わたしは今、何をしたらいいでしょう?」
ほどなく返事が来ました。
「たんぽぽを愛そうとしたらどうですか?」
Posted by もももも at 15:30│Comments(0)